花粉症でむし歯が増えるって本当?「口呼吸」がお口に与えるリスクと歯科医師が教える対策|安城市の安城駅から徒歩3分|かみやデンタルクリニック

〒446-0031愛知県安城市朝日町32

0566-77-7816

WEB予約
キャンセル状況
待合室イメージ

花粉症でむし歯が増えるって本当?「口呼吸」がお口に与えるリスクと歯科医師が教える対策

花粉症でむし歯が増えるって本当?「口呼吸」がお口に与えるリスクと歯科医師が教える対策|安城市の安城駅から徒歩3分|かみやデンタルクリニック

2026年2月17日

花粉症でむし歯が増えるって本当?「口呼吸」がお口に与えるリスクと歯科医師が教える対策

こんにちは。安城市のかみやデンタルクリニック院長の神谷です。

スギ花粉の本格飛散がはじまるこの時期、鼻づまりや目のかゆみに悩まれている方も多いのではないでしょうか。実は私自身も花粉症で、毎年この季節は目のかゆさと格闘しており目薬が手放せません。

「花粉症と歯医者、何の関係があるの?」と思われるかもしれません。花粉症により鼻づまりが起き「口呼吸」になる、そうするとお口の中が乾燥したり、ぽかん口になりむし歯・歯周病・歯並びの悪化に直結することをご存知でしょうか?

このコラムでは、歯科医師の立場から「口呼吸が招くお口のトラブル」と、今日からできる対策をわかりやすくお伝えします。


1. 花粉症の「鼻づまり」→「口呼吸」→むし歯・歯周病のリスクが上がるしくみ


鼻が詰まると自然と口で呼吸するようになります。これが「口呼吸」です。口呼吸が続くとお口の中が乾燥し、唾液の量が減少します。
唾液には次のような大切な働きがあります。
自浄作用:食べかすや細菌を胃の中へ洗い流し殺菌する
抗菌作用:細菌の増殖を抑える
再石灰化:歯の表面を修復・強化する
唾液が減ると、これらの防御機能が低下し、むし歯菌・歯周病菌が繁殖しやすい環境が生まれます。花粉の季節が終わったのに虫歯ができていた、という方は「口呼吸」が一因だった可能性があります。
こんな症状があれば要注意 朝起きたとき口の中がネバネバする、口臭が気になる、のどが渇きやすい——これらは口呼吸・口腔乾燥のサインです。

花粉症の根本治療として「舌下免疫療法(シダキュア・ミティキュアなど)」を受けている方に、受診前にぜひ知っておいていただきたいことがあります。

舌下免疫療法の薬剤を使用中に抜歯・歯肉切開などの外科処置を行うと、傷口からアレルゲン成分が過剰に吸収され、アレルギー反応が起きるリスクがあります。

**受診時(とくに外科処置の前)に、必ずスタッフまたは歯科医師にお申し出ください。**処置のタイミングを調整することで、安全に治療を進めることができます。


3. お子さんの「ぽかん口」は早めの対処を——歯並びや顎の成長にも影響


お子様がテレビを見ているとき、ふと口が開いていませんか? これを「ぽかん口(口唇閉鎖不全)」といいます。
子どもの頃からの口呼吸を放置すると、むし歯リスクが上がるだけでなく——
舌の位置が下がり、歯並びが乱れやすくなる
顎の発達に偏りが生じ、噛み合わせに悪影響が出る
口まわりの筋肉が発達しにくくなる
成長期のお子様の口呼吸は、早めに専門家へご相談いただくほど、改善効果が期待できます。
お子様の口呼吸・ぽかん口が気になる方は、当院の小児歯科ページもご覧ください。

→ 小児歯科の取り組みについてはこちら https://k-dcl.com/medical/pediatric-dentistry/


4. 当院の口腔機能への取り組み

かみやデンタルクリニックでは、むし歯・歯周病の治療・予防だけでなく、「正しく呼吸する・飲み込む・噛む」といったお口の機能(口腔機能)の改善にも力を入れています。

MFT(口腔筋機能療法) お子様を中心に、舌の正しい位置の習得やお口まわりの筋肉を鍛えるトレーニングを行っています。口呼吸・ぽかん口・舌癖の改善に有効です。

また高齢者の方で口腔機能が低下している方にも検査や機能訓練指導を行っています。

口腔水分計ムーカス お口の乾燥度合いを数値で客観的に評価できる機器を導入しています。「なんとなく乾く気がする」という段階から、科学的な根拠をもってご説明できます。


よくある質問(FAQ)

Q. 花粉症の季節が終われば口呼吸も治りますか? A. 花粉症による一時的な口呼吸は季節が終われば改善する場合が多いですが、習慣化してしまった口呼吸はそのまま続くことがあります。「最近もお口が渇く」「いびきをかく」といった場合はご相談ください。

Q. 口呼吸を改善するために自分でできることはありますか? A. 意識的に「鼻呼吸」を心がけること、就寝時に口テープを使用することが有効とされています。ただし根本的な改善にはMFTなどの専門的なアプローチが効果的です。

Q. 子どもの口呼吸は何歳から相談できますか? A. 気になった時点でご相談いただけます。早ければ早いほど顎や歯並びへの影響を軽減できます。当院では3歳ごろからの相談も受け付けています。




「最近お口が渇きやすい」「子どもの口呼吸が気になる」という方は、ぜひ一度かみやデンタルクリニックへご相談ください。症状が深刻になる前の予防が、長期的なお口の健康につながります。


この記事を書いた人 神谷圭祐(歯科医師) かみやデンタルクリニック 院長

院長プロフィールを見る →https://k-dcl.com/doctor/

TOP