2026年1月08日
「毎日朝晩しっかり歯を磨いているのに、なぜかむし歯になってしまう……」 安城市のかみやデンタルクリニックでも、このようなお悩みを持つ患者様は少なくありません。
実は、むし歯予防において「歯磨き」はあくまで基本の一要素に過ぎません。本当にむし歯を防ぐためには、歯磨きの回数だけでなく、「質」や「生活習慣」、そして「プロのケア」を組み合わせることが不可欠です。
今回は、今日からすぐに実践できる、医学的根拠に基づいた「本当に効果的なむし歯予防」の3つのコツをお伝えします。
1. 「フッ素」を賢く活用する
むし歯予防の強力な味方が「フッ素」です。フッ素には、歯の表面を強くする「再石灰化」を促進し、むし歯菌の活動を抑える働きがあります。
ご自宅でのケア
市販の歯磨き粉を選ぶ際は、フッ素濃度を確認しましょう。現在は、大人の方であれば「1450ppm」という高濃度のフッ素が配合されたものが推奨されています。また、磨いたあとの「うがい」は、フッ素が口の中に残るよう、うがい無し、もしくは少量の水(ペットボトルのキャップ1杯分)で1回だけにするのがコツです。
なるべく長くフッ素を歯の表面に残す!これが最大のポイントになります。
歯科医院でのケア
歯科医院では、市販のものよりもはるかに高濃度のフッ素塗布を行うことができます。定期的にお口の表面をフッ素でコーティングすることで、むし歯になりにくい強い歯を作ることができます。
2. 甘いものより「食べる回数」に注意する
「甘いものをたくさん食べていないのにむし歯になる」という方は、食事や飲み物の「摂り方」に原因があるかもしれません。
お口の中は、何かを食べたり飲んだりするたびに酸性になり、歯の表面が少しずつ溶け出します(脱灰)。その後、唾液の力でゆっくりと元の状態に戻ります(再石灰化)。
アメを長時間舐めていたり、甘い飲み物を少しずつ飲んだりする「だらだら食べ・飲み」をすると、お口の中が常に酸性の状態になり、再石灰化が追いつかなくなります。 酸性の状態になると元の状態に戻るのに60分ちかくかかることもあります。その間歯は少しずつ溶けている状態になり、これが続くと歯に穴が空き、いわゆる”むし歯”になります。そのためむし歯予防のためには、間食の時間を決め、お口の中を「何も入っていない状態」にする時間をしっかり作ることが非常に重要です。
3. 「歯ブラシ+α」で汚れの除去率を上げる
意外と知られていないのが、**「歯ブラシだけではお口の汚れの約6割しか落ちない」**という事実です。
歯と歯の間は、どんなに丁寧に歯ブラシを動かしても毛先が届きません。ここを放置すると、歯と歯の間からむし歯が広がっていきます。
補助清掃用具の活用
デンタルフロス(糸磨き)
歯間ブラシ
これらを併用することで、汚れの除去率は約8割〜9割まで向上します。当院でも、安城市の患者様にフロスの使用をおすすめしていますが、最初は使い方が難しいと感じるかもしれません。その際は、歯科衛生士がお一人おひとりに合ったサイズや使い方のコツを丁寧にお伝えしますので、ご安心ください。
また洗口液もおすすめで当院ではフッ素入りの洗口液も取り扱いしています。

当院が提供する「オーダーメイドのむし歯予防
むし歯のなりやすさ(リスク)は、唾液の質、歯並び、生活習慣などによって一人ひとり異なります。当院では、単に削って詰める治療ではなく、**「なぜむし歯になったのか」**という原因を突き止め、それを改善するためのむし歯のリスク評価をする予防プログラムをご提案しています。
完全個室の落ち着いた環境で、現在のお口の状態をじっくりと確認し、将来にわたってご自身の歯を残していくためのサポートをさせていただきます。
まとめ:むし歯は「防げる病気」です
むし歯は、正しい知識と少しの工夫、そして定期的なプロのチェックがあれば、十分に防ぐことができる病気です。
「最近、冷たいものがしみる」「今のケアで合っているか不安」という安城市周辺の皆様は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。私たちと一緒に、生涯美味しく食事ができる健康なお口を目指しましょう。
「この記事は歯科医師の神谷圭祐が内容をチェックし、責任を持って公開しています」